鳥取ホルそば―鳥取県

料理名

鳥取ホルそば

地域

鳥取県鳥取市

特徴

牛のホルモンを具材にした焼きそば。麺は太麺を使います。
別添えの味噌ダレを付けながら食べるのが、昔ながらのホルそばの特徴です。
焼きそばを作る過程で味噌ダレで味付けるお店もありますが、それは比較的新しいお店の食べ方だそうです。

歴史

昭和30年代にホルモン屋さんで、ホルモンと野菜を炒める中で焼きそばも入れてみたらどうだろうと始めたのが最初です。

2010年には市民団体「鳥取ホルソバカスタマーセンター」が設立され、ご当地グルメとして盛り上げようという動きが見られています。

公式サイト

食のみやこ鳥取県(鳥取県農林水産部市場開拓局) ホルそばのページ

http://www.pref.tottori.lg.jp/178223.htm

コメント

ホルそばは、ホルモンを何を使うか、味噌ダレの違いなど、お店の個性が出るご当地麺です。ご当地では当たり前の味ですが、そもそも焼きそばにタレを付けながら食べるというのは、なかなか見ないことですよね。
ホルモンを具材にするというだけではなく、そのタレを付けて食べる食べ方にも「ホルモン焼き」に通じるところがあるのは、その歴史がそういうお店だったことをよく表わしています。

そばめし―兵庫県

料理名

そばめし

地域

兵庫県神戸市

特徴

ソース味の焼きそばに、ご飯を加えて炒める料理。
鉄板焼き屋では、こてで麺を細かく切り刻むようにして炒めるので、麺と米がよく混ざり合います。

神戸では神戸名物「ぼっかけ」(牛すじ肉の煮込み)と組み合わせた、ぼっかけそばめしも人気があります。

歴史

1957年創業の「青森」で、お客さんから弁当のご飯を焼きそばと一緒に炒めて、というリクエストに応えてできたと言われています。

1995年の阪神・淡路大震災で被災した神戸市の復興のニュースの際に、そばめしを出すお店が取り上げられることで全国にその名が知られるようになりました。
その後、冷凍食品で全国的に販売されるようになり、ちょっとしたブームになりました。

発祥のお店

お好み焼き 青森

兵庫県神戸市長田区久保町4-8-6

コメント

そばめしは、鉄板の上で作られていくので、見ていても楽しい料理です。ソース味はご飯にもよく合いますし、焼きそばと米の食感の違いを楽しめる一品です。

私も記憶にありますが、震災からの復興のシンボルとなって、神戸名物としてあちこちで取り上げられていました。今ブームが下火になって取り上げられなくなってしまうと、あの時はやはり震災による特需だったのかなーと、美味しいと感じていただけに一時的なブームは残念に思うところがあります。

嵐山辛モツ焼きそば―埼玉県

料理名

嵐山(らんざん)辛モツ焼きそば

地域

埼玉県嵐山町

特徴(めん)

モツの歯ごたえに埋もれない、ちょっと太めのモチモチ噛みごたえのある麺。

特徴(具)

モツにキャベツやモヤシといったモツ炒めの定番の組み合わせの野菜を加えます。
このモツは十数種類のスパイスで辛めに味付けされています。

歴史

嵐山町では豚モツ文化があり、モツ煮やホルモン焼きとして広く親しまれていましたが、町おこしのためのご当地グルメとして2011年に誕生したのが「嵐山辛モツ焼きそば」です。

公式サイト

嵐山町観光協会 嵐山辛モツ焼きそばのページ

http://www.ranzan-kanko.jp/yakisoba.html

コメント

パンチの利いたモツを焼きそばに使うというのは、モツ好きな人にはたまらないですね。
お店によっては、辛さ強めの味付けでお酒のおつまみにしたり、焼きそばパンにしたり、ということなので、いろいろな層のファンをつかめる守備範囲の広い焼きそばであると感じます。

石巻焼きそば―宮城県

料理名

石巻焼きそば

地域

宮城県石巻市

特徴(めん)

石巻焼きそばは、麺が二度蒸ししてあって茶色いというのが最大の特徴です。焼いてもベタつかない麺ということで考えられました。この茶色の麺を使っているのは石巻周辺だけだそうです。

こうすることで液体を吸収する能力が高まるため、焼く時の仕上げにだし汁を加えて蒸し焼きにします。茶色いので味が濃そうに見えますがそんなことはなく、それだけでもダシの風味が効いていますし、卓上のソースをお好みでかけて味変して食べるのが地元の方の食べ方だそうです。

特徴(具)

目玉焼きをトッピングするのが石巻焼きそばの特徴です。

その他の具は、一般的な焼きそばと同じで特別なルールはありません。

歴史

1950年ごろに常温でも保存できるようにと、茶色い麺が開発されました。その後、その麺で作られる焼きそばが石巻市で広がっていき定着しました。

2007年にB-1グランプリでご当地グルメの中でも焼きそばが注目されるようになったのをきっかけに、翌08年に「石巻焼きそば」と名称を統一してPR活動をはじめました。

公式サイト

石巻茶色い焼きそばアカデミー

http://www.makisoba.jp/

コメント

石巻焼きそばは、特徴のある麺なので他の地域に広がってもいい気がしますが、そうはならず地元で定着しているというイメージです。
麺料理ですから麺に特徴があるのは、似ている味が想像できませんから興味をそそられますね。

男鹿しょっつる焼きそば―秋田県

料理名

男鹿しょっつる焼きそば

地域

秋田県男鹿市

特徴(めん)

焼きそば麺は粉末ワカメと昆布ダシ入りの特製麺で、ほんのり若草色です。

特徴(たれ)

男鹿で取れるハタハタから作る魚醤「しょっつる」をベースに塩味、または、しょうゆ味

特徴(具)

具は海鮮系でお店によって個性がありますが、ルールとして「肉は使わない」です。(ただしダシのもとになるベーコンやハムは可)

またイベントに出店する際は、統一してカニ爪、エビ、イカを使うことにしているそうです。

歴史

平成21年4月に発表され提供開始。
平成24年に「男鹿しょっつる焼きそば」で商標登録。

公式サイト

男鹿のやきそばを広める会 公式サイト

https://www.oganavi.com/yakisoba/

コメント

ご当地の名産品でご当地グルメを考えるという、ご当地グルメのお手本のようなメニューです。「しょっつる」は有名な調味料ですが、使い方がよくわからないので、口にしたり手に取ることは他地域ではなかなか無いものです。名前は知っていますが、味はどのようなものか…
なので、その地域に行けば食べることができるというのは魅力的ですし、料理法が焼きそばですから子どもも大人も気軽に頼めますね。