高井田系ラーメン―大阪府

料理名

高井戸系ラーメン

地域

大阪府大阪市・東大阪市

特徴

極太のストレート麺と、醤油の濃い色でも透明感のあるスッキリとしたスープが特徴です。

具はチャーシュー、メンマ、ネギ、といった定番の組み合わせです。

歴史

戦後、東大阪市の布施駅周辺で屋台のラーメンが人気を集めていました。

1953年、「光洋軒」が屋台をはじめ、55年に店を構えてオープン。
翌56年に「住吉」も中華そばを出すようになり、このエリアで親しまれる味に定着していきました。

コメント

太麺であればスープの塩気は濃くないとバランスが取れないのでしょうね。
昔ながらのラーメンのイメージですが、飽きない味とはこういう親しみやすさがなければならないですね。

宮津カレー焼きそば―京都府

料理名

宮津カレー焼きそば

地域

京都府宮津市

特徴

焼きそばにカレーをかける。
店によって個性があり、汁たっぷりの「つゆだく」もあれば、普通の焼きそばの見た目の「ドライ」があります。

歴史

戦後まもなく、台湾出身の中華料理人・王さんが「平和軒」(現在は閉店)で出し始めたのが最初です。

平成21年度、宮津商工会議所が市内飲食店のマップを作る際に、カレー焼きそばを出すお店が8軒あることを知り、マップに特集として紹介しました。
この反響が大きく、テレビや雑誌、新聞などメディアで取り上げられます。

平成27年にはファミリーマートで「宮津カレー焼きそばドッグ」が発売。
これを監修したのがきっかけで『宮津カレー焼きそば会』が発足しました。

公式サイト

宮津カレー焼きそば会 http://curryyakisoba.com/

コメント

カレーに麺は、見るからに食欲をそそるご当地麺です。
お店ごとに全く異なる特徴がありますから、あちこち食べ歩きたくなりますね。

長浜のっぺいうどん―滋賀県

料理名

長浜のっぺいうどん

地域

滋賀県長浜市

特徴

しょうがをきかせたダシを使った温かいあんかけうどん。
具にはカマボコやシイタケ、湯葉などあっさりとした彩りよいものが使われます。

「のっぺい」は葛を使ってとろみをつけて、のっぺりとした様子のこと。

歴史

明治9年、「うどん・そば 吉野」で出されたのが元祖のようです。

コメント

明治以前から食べられていた、と言われる歴史が長いご当地麺です。
味付けや具材にそれほど目立って特徴的な個性はないですが、それだけ馴染みやすいので長く愛されてきたのでしょうね。

伊勢うどん―三重県

料理名

伊勢うどん

地域

三重県

特徴(めん)

直径1cmの極太のうどん。
柔らかくコシがないので、コシの強さが売りの讃岐うどんの対極にあるような麺。もちもちとした食感を楽しめる。

特徴(たれ・具)

たまり醤油を使っているので色が濃いが、塩味が濃いわけではない。

具はシンプルにネギだけ、あるいは生卵を乗せるのが基本形。天ぷらや肉をトッピングする店もある。

歴史

江戸時代以前から、農民が地味噌のたまりをうどんに絡めて食べていたのが始まり。
参詣客のために、うどん屋として出し始めたのは、浦田町橋本屋と言われています。

「伊勢うどん」という名称は、1972年に伊勢市麺類飲食業組合で決めてメニューに載せ始めたのが始まりだそうです。

コメント

歴史的にもご当地麺の代表的な存在です。この土地だからこそ生まれた味が、結果的にそこを訪れる人の体のためにも良いので定着しました。

豊橋カレーうどん―愛知県

料理名

豊橋カレーうどん

地域

愛知県豊橋市

特徴

豊橋カレーうどんは、定義の5か条があります。

  1. うどん麺は自家製麺とする。
  2. 器の底から、ご飯、とろろ、カレーうどんの順に盛る。
  3. 豊橋産のうずら卵を具に使用する
  4. 福神漬または壺漬け・紅しょうがを添える。
  5. 愛情を持って作る。

ご飯を先に盛るのは、丼の残った汁にあとからご飯を入れるのは抵抗があるという人に配慮したため。
先に上層部のカレーうどんだけを食べて、ご飯を崩さないように食べると、あとの楽しみを取っておけるのでオススメだそうです。

歴史

豊橋観光コンベンション協会が、地域おこしとして2009年ごろからご当地グルメを企画していました。

そこで、100年以上の歴史を持つ豊橋市のうどんを使ったメニューとして豊橋カレーうどんが開発され、2010年4月24日に豊橋市内40店舗で提供され始めました。

公式サイト

豊橋観光コンベンション協会

http://www.honokuni.or.jp/toyohashi/udon/

コメント

豊橋カレーうどんは、すっかり定着したご当地麺グルメですが、味わいを二種類楽しめるというのは面白い発想ですね。
一つの丼でよいことがイベントなどで提供しやすいということも考えられており、ただのブームではなく、じっくり考えて作られていることが分かります。