北方ちゃんぽん―佐賀県

料理名

北方ちゃんぽん

地域

佐賀県武雄市北方町

特徴

北方ちゃんぽんは、豚骨ベースのこってりスープに野菜をたっぷり入れたちゃんぽんです。海がない地域なので、具に海産物があまり入らず地元の野菜を多く使っています。

炭鉱労働者向けのメニューの名残で、大盛りがデフォルトのお店も多いです。

歴史

昭和の炭鉱全盛のころは市内に点在していたちゃんぽん店が、炭鉱閉山後、市内の主要道路である国道34号線沿いに次々移転しました。

平成19年からこの国道沿いを「武雄・北方ちゃんぽん街道」と名付けて地域おこしの1つとしてPRしています。

公式サイト

武雄市観光協会

http://www.takeo-kk.net/enjoy/chanpon.html

コメント

ちゃんぽんは長崎が有名ですが、実は九州北部の各地域でご当地ちゃんぽんが存在します。
その中で北方ちゃんぽんは、肉体労働者という地域の需要があったので、ボリュームがあり、こってりとしたちゃんぽんが定着し、今も働く男性に主に人気があるそうです。

近江ちゃんぽん―滋賀県

料理名

近江ちゃんぽん

地域

滋賀県彦根市

特徴

カツオと昆布の和風だしのあっさりした醤油味のスープで、肉や野菜を炒めずに煮込みます。

また、有名な長崎ちゃんぽんのように、ちゃんぽん麺を一緒に煮込むこともなく、中太の中華麺に煮込んだスープと具をかける、という作り方です。

歴史

滋賀県彦根市で1963年創業の「麺屋をかべ」で、長崎ちゃんぽんに触発されて、京風のダシと中華麺を組み合わせて作ってみた「和風ちゃんぽん」が始まりです。

その後、「麺屋をかべ」は「ちゃんぽん亭総本家」として多店舗展開するようになり、ちゃんぽんに改良を加えていきました。

また、彦根市を中心にラーメン店や中華料理屋で出すようにもなり、近江ちゃんぽんの知名度が徐々に広がっています。

発祥のお店

麺屋をかべ(現 ちゃんぽん亭総本家)

つい最近までは麺屋をかべの場所を受け継いで、ちゃんぽん亭総本家の本店があったのですが、土地契約の都合で現在、本店は移転し彦根駅前本店となっています。

公式サイト

ちゃんぽん亭総本家

コメント

近江ちゃんぽんは、長崎ちゃんぽんに触発された、と言っても全く違う料理に仕上がっているのは面白いですね。

京風のあっさりしたスープは土地柄、好みに合わせた結果でしょうし、魚介類を使わないのも海のない滋賀県では自然なことだったのかもしれません。