長浜のっぺいうどん―滋賀県

料理名

長浜のっぺいうどん

地域

滋賀県長浜市

特徴

しょうがをきかせたダシを使った温かいあんかけうどん。
具にはカマボコやシイタケ、湯葉などあっさりとした彩りよいものが使われます。

「のっぺい」は葛を使ってとろみをつけて、のっぺりとした様子のこと。

歴史

明治9年、「うどん・そば 吉野」で出されたのが元祖のようです。

コメント

明治以前から食べられていた、と言われる歴史が長いご当地麺です。
味付けや具材にそれほど目立って特徴的な個性はないですが、それだけ馴染みやすいので長く愛されてきたのでしょうね。

豊橋カレーうどん―愛知県

料理名

豊橋カレーうどん

地域

愛知県豊橋市

特徴

豊橋カレーうどんは、定義の5か条があります。

  1. うどん麺は自家製麺とする。
  2. 器の底から、ご飯、とろろ、カレーうどんの順に盛る。
  3. 豊橋産のうずら卵を具に使用する
  4. 福神漬または壺漬け・紅しょうがを添える。
  5. 愛情を持って作る。

ご飯を先に盛るのは、丼の残った汁にあとからご飯を入れるのは抵抗があるという人に配慮したため。
先に上層部のカレーうどんだけを食べて、ご飯を崩さないように食べると、あとの楽しみを取っておけるのでオススメだそうです。

歴史

豊橋観光コンベンション協会が、地域おこしとして2009年ごろからご当地グルメを企画していました。

そこで、100年以上の歴史を持つ豊橋市のうどんを使ったメニューとして豊橋カレーうどんが開発され、2010年4月24日に豊橋市内40店舗で提供され始めました。

公式サイト

豊橋観光コンベンション協会

http://www.honokuni.or.jp/toyohashi/udon/

コメント

豊橋カレーうどんは、すっかり定着したご当地麺グルメですが、味わいを二種類楽しめるというのは面白い発想ですね。
一つの丼でよいことがイベントなどで提供しやすいということも考えられており、ただのブームではなく、じっくり考えて作られていることが分かります。

こうのす川幅うどん―埼玉県

料理名

こうのす川幅うどん

地域

埼玉県鴻巣市

特徴

こうのす川幅うどんは、幅が7㎝~8㎝もある幅広のうどんです。滑らかな食感が特徴です。
厚みがあり食べごたえがあるので、モチモチした歯ごたえを存分に楽しめます。冷たくしても温かくしてもいいうどんです。

具や味付けなどは、普通のうどんと同じく、お店ごとに様々なメニューがあり、お店によってはうどんを川幅うどんに変える、といった注文方法もあるそうです。

歴史

2009年にまちおこしの一環として、鴻巣市にある荒川の川幅が日本一であることに由来して、09年8月に開発されたのが「こうのす川幅うどん」です。

17年現在は10店舗と2つの製麺所が川幅うどんの取扱店として紹介されています。

公式サイト

鴻巣市観光協会 川幅グルメ

http://www.konosu-kanko.jp/gourmet/kawahaba_gourmet.html

コメント

こうのす川幅うどんは、鴻巣市の日本一の川幅をモチーフにしたメニュー開発で生まれたご当地麺です。広いという特徴はうどんなら美味しく表現できますね。また、うどんそのものに特徴を持たせたので、飲食店も導入しやすかったかもしれません。

幅が広いというのは、見た目のインパクトと味と食感も普通と違うので、そこまで行って食べることに魅力がありますね。

十和田バラ焼きうどん―青森県

料理名

十和田バラ焼きうどん

地域

青森県十和田市

特徴

十和田バラ焼きうどんは、十和田市のご当地グルメ「十和田バラ焼き」を具材とした焼きうどんです。

十和田バラ焼きは、牛バラ肉と玉ねぎを醤油ベースの甘辛いタレで味付け、鉄板で焼く料理です。お店でも家庭でもよく作られる料理です。第9回B-1グランプリでゴールドグランプリを獲得した人気ご当地グルメです。

歴史

十和田バラ焼きは戦後、米軍から脂身の多い牛肉が払い下げられ、手に入れやすい玉ねぎと組み合わせて食べられるようになった、と言われています。

平成21年になって、地域ブランドとして十和田バラ焼きを広めるため、「十和田バラ焼きゼミナール」が発足し、その公認商品として十和田バラ焼きうどんが開発・販売されるようになりました。

公式サイト

十和田バラ焼きゼミナール

http://www.barayaki.com/index.html

コメント

十和田バラ焼きうどんは、鉄板焼きのご当地グルメによく見られる焼きそば・焼きうどん化という発展系ですね。おそらく家庭などでは普通の食べ方だったかもしれません。

牛バラ肉は旨みが強く脂も多いので、うどんと合わせてもボリューム感が損なわれないのが良いところですね。


五島うどん―長崎県

料理名

五島うどん

地域

長崎県新上五島町(五島列島)

特徴

五島うどんは、そうめんのように手延べで作るので断面が丸くなり、通常のうどんよりも細くなるのが特徴です。

またくっつかないように使う椿油が風味を増し、つるつるした表面にコシの強いシコシコとした食感がうどんの中でも特徴的です。

歴史

遣唐使の時代に中国大陸から伝来した、と言われています。五島列島は地理的に遣唐使の中継地に使われていました。

うどんの歴史は日本の中で最も古く、現在でも数多くの製麺所が存在していますが知名度が低かったため、長崎県が約10年前から五島うどんのブランド化を目指し、全国的なPRを始めたところです。

参考サイト

長崎県五島手延うどん振興協議会

http://www.goto-tenobeudon.jp/

コメント

日本で最も古くからあるうどんということで、最近はメディア露出も多くなり一気に知名度が上がった五島うどんですが、まだまだ讃岐うどんに比べれば知る人ぞ知る、というレベルでしょうか。

乾麺なのでお取り寄せもしやすく、知名度さえ上がれば全国的な人気もますます増してゆくでしょうね。