おかべ焼きそば―静岡県

料理名

おかべ焼きそば

地域

静岡県藤枝市

特徴

おかべ焼きそばは、静岡名産のお茶を練り込んだ緑色の麺が鮮やかな静岡県藤枝市のご当地麺料理です。

おかべ焼きそばの定義は、「玉露パウダーを練り込んだ麺」「肉を入れない」「和風だれ(麺のきれいな緑色を出すためソースは使わない)」の3つです。

具には藤枝市岡部町の名産のタケノコやシイタケを中心に、キャベツや天かすなどを加え、和風の醤油や酢にも合う組み合わせになっています。

歴史

藤枝市岡部町にある「ゆとり庵」というお店のご主人が、岡部町商工会にアイデアを持ち込み、おかべ焼きそばがご当地グルメとして研究・開発されました。

発祥のお店

ゆとり庵  静岡県藤枝市岡部町岡部839-1

参考サイト

藤枝市観光協会

http://www.fujieda.gr.jp/contents/NOD112/428887.html

コメント

おかべ焼きそばは、お茶を練り込んだ茶そばならぬ茶麺を使うという見た目のインパクトがすごい焼きそばです。その茶麺がメインなので、具も味付けも茶麺を活かすように考えられていますね。

美濃加茂焼きそば―岐阜県

料理名

美濃加茂焼きそば

地域

岐阜県美濃加茂市

特徴

美濃加茂焼きそばの最大の特徴は、ソースをあとからかける味付けのスタイルです。最初は塩味で、途中からソース味で味変して楽しむのが、美濃加茂焼きそばです。

他に、美濃加茂焼きそばの定義として、麺は中太麺、炒める時の味付けは塩コショウ・魚粉にすること、具のキャベツは千切りで水を加えて炒めること、などがあります。

歴史

美濃加茂焼きそばの発祥は、昭和29年から美濃太田駅前で営業していた「福寿堂」というお店です。

閉店後しばらくして福寿堂の味を懐かしむ声が上がり、2011年から美濃加茂焼きそば復刻会として活動が始まりました。

そして、福寿堂のレシピは受け継ぐものの、完全なコピーは特注麺を作っていた製麺所が廃業しており不可能になっていたため、また、お店の方から独自の焼きそばを作り上げて、と提案もいただいたため、新たな「美濃加茂焼きそば」というご当地麺料理ができあがりました。

公式サイト

美濃加茂焼きそば復刻会

http://minokamoyakisoba.com/index.html

コメント

美濃加茂焼きそばは、味付けの仕方が特徴的ですね。味変できるのは楽しいです。歴史のある焼きそばですから、昔ながらの懐かしい味で子どもからお年寄りまで愛されるご当地麺です。

安養寺ら~めん―長野県

料理名

安養寺ら~めん

地域

長野県佐久市

特徴

安養寺ら~めんは、長野県佐久市で作られている「安養寺みそ」を使用して作られるラーメンです。麺や具やスープに決まりはなく、各店舗が工夫を凝らしています。

歴史

長野県佐久市安養寺で「安養寺みそ」が作られ始めたのが、信州味噌の発祥と言われています。

信州味噌の発祥の地なのだから、と味噌を使ったご当地ラーメンとして、2008年に開発されたのが安養寺ら~めんです。

2009年にはローソンがレンジ調理型のラーメンで、また10年にも冷やしバージョンで安養寺ら~めんを販売しました。
また2012年には寿がきや食品がカップラーメンとして販売しています。

公式サイト

信州佐久 安養寺ら~めん 公式サイト

安養寺ら~めんとは

コメント

安養寺ら~めんは、名前にもある「安養寺」の住職さんも知らなかったという信州味噌の発祥の地ということを見直して、そのご当地名物を使って作られたご当地麺です。
ラーメンは親しみのある日常的な料理ですから、地元でも愛されるでしょうし、またご当地で食べるからこそ意味のあるメニューというのは旅行者にとっても魅力ですね。

越前そば―福井県

料理名

越前そば

地域

福井県嶺北地方

特徴

越前そばは、石臼で蕎麦殻も挽いたいわゆる「田舎そば」に分類され、見た目が黒くなるのが特徴的のそばです。

大根おろしと組み合わせて「越前おろしそば」も有名で、冷たいそばに冷たいツユが基本的な食べ方です。
大根おろしは別にする、ダシの中に入れている、ダシの中に大根おろしの汁も入れている、という3通りの提供方法がなされます。

歴史

室町時代の越前朝倉氏当主・朝倉孝景が飢きんに備える非常食として栽培を始めたのが福井県のそばの歴史の始まり、と言われています。

江戸時代に入り、府中(現越前市)の城主となった本多富正公が、そば師の金子権左衛門を伴って赴任したのを機に、麺状のそばに加え、大根おろしを添える食べ方が始まったそうです。

2007年には厚生労働省が制定する「農山漁村の郷土料理百選」に越前おろしそばが選ばれました。

参考サイト

公益社団法人福井県観光連盟

http://www.fuku-e.com/200_gourmet_calendar/12_soba/

コメント

越前そばは、もともとは米のない時の代用食として始まったものの、今では名産としてすっかり定着しています。ちょうどそばに向いている気候というのも、最初はたまたまだったかもしれませんが、石臼引きなど丁寧な仕事が受け継がれているのも、ご当地に根付く名産として素晴らしいことだと思います。

入善ブラウンラーメン―富山県

料理名

入善ブラウンラーメン

地域

富山県入善町

特徴

入善ブラウンラーメンは、県産の米・大豆、黒部川扇状地の名水によって作られた味噌に海老エキスを加えた海老味噌スープを使ったラーメンです。赤みがかった茶色のスープなので、ブラウンラーメンと名付けられました。

麺やトッピングはお店に任せられていますが、入善沖で汲み上げられる富山湾海洋深層水を練り込んだ麺が主に使われています。

歴史

2010年に入善町商工会青年部が創立50周年をきっかけに、町おこしとしてご当地ラーメンを考案することにしました。そこで入善ブラウンラーメンができあがりました。

そして合同会社「善商」を立ち上げ、2010年7月1日より商品として販売され始めました。

この入善ブラウンラーメンをきっかけに、富山県内で色が名前に入るご当地ラーメンが開発され、2014年には「富山県カラーらーめん協議会」が結成されるまでになりました。

公式サイト

善商

http://www.zensyou.com/index.html

コメント

入善ブラウンラーメンは、いわゆる海老味噌ラーメンですが、色の名前を付けることで見た目とイメージがパッと結びつくのがいいですね。また、富山県内の他の市町村と連携が取れることで、富山県全体としてのPR活動もしやすいというメリットがあるのも特徴的です。