熊本ラーメン―熊本県

料理名

熊本ラーメン

地域

熊本県熊本市

特徴

熊本ラーメンは、豚骨と鶏がらベースの白濁したスープに、にんにくチップやマー油(にんにくを揚げた油)の風味を加えるのが特徴です。豚骨でも豚の頭を使うところが多く、質の良い骨髄の旨みが溶けだすスープになります。

具にはチャーシューやメンマ、ネギなどラーメンの定番のほか、キクラゲといった豚骨ラーメンの定番の具もありますが、紅ショウガはあまり乗せません。

また、麺も中太ということで、細麺の博多ラーメンとは異なります。その関係でしょうか、替え玉文化もあまりありません。

歴史

昭和27年に熊本県にとって初めてのラーメン屋が、玉名市に久留米ラーメンの「三久」が出店しました。

その味に感動した若者が店主から味を教えてもらい、1人は昭和28年に「松葉軒」、1人は翌29年に「こむらさき」をそれぞれ熊本市内に出店し、熊本にラーメンが根付いていきました。

平成6(1994)年には新横浜ラーメン博物館に「こむらさき」が出店したことで、熊本ラーメンが全国区となりました。

発祥のお店

松葉軒

熊本県熊本市中央区妙体寺町5-14

コメント

熊本ラーメンの見た目は博多の豚骨ラーメンに近いですが、味わいがかなり異なるのは久留米ラーメンをルーツとしているからなんですね。

また、歴史を調べている中で、先に全国区となった博多ラーメンは、かなり個性を押さえたもので万人受けするように改良されたトンコツラーメンだったそうです。熊本ラーメンは地元の味をそのまま持ってきて本場のトンコツラーメンを広めたという功績も大きいです。