青春のトマト焼きそば―山梨県

料理名

青春のトマト焼きそば

地域

山梨県中央市

特徴

青春のトマト焼きそばは、ミートソースを薄味のソース焼きそばにかけて提供される料理です。

青春のトマト焼きそばを名乗る条件として、山梨県中央市特産の完熟トマトを使うこと、また中央市のブランド豚フジサクラポークを使うこと、1,000円以内に収めることが条件となっています。その他はお店の自由なので、それぞれのお店の個性や特長を出して提供されています。

歴史

青春のトマト焼きそばのルーツは、1970年代から山梨県内の洋菓子店チェーンの喫茶コーナーで「ミート焼きそば」として売られていた料理です。
このミート焼きそばは、時代の流れで見なくなっていきました。

2006年に近隣の市町村が合併し中央市ができた翌2007年に、中央市商工会青年部が中央市名産のトマトを売り出すメニューとして、「青春のトマト焼きそば」を再現しました。

現在では中央市内の定食屋、そば屋、中華料理屋など様々な飲食店で提供されています。

公式サイト

中央市商工会青年部HP

http://tomato-cafe.com/

コメント

青春のトマト焼きそばは、そのネーミングからも分かる通り、懐かしの味として中高年に、また子供たちも好きなミートソース味なので地元で幅広く人気があるそうです。完熟トマトがさわやかな酸味を加えるので、しつこくなく食べられます。

吉田のうどん―山梨県

料理名

吉田のうどん

地域

山梨県富士吉田市

特徴(めん)

手打ちの硬く非常にコシの強い麺が特徴。
切り方も断面が正方形になるところや、乱切りにして茹であがりでねじれが生じる切り方もあります。

歯でしっかりと噛みしめて、噛めば噛むほど味が出るうどんです。

特徴(汁)

醤油と味噌のブレンドが主流です。色味はすまし汁と味噌汁の中間といったところ。ダシには煮干しやシイタケが多いです。

お店では温かいうどんも多いですが、自宅でもよく食べられる吉田のうどんは、この汁に冷やした麺をつけて食べるつけ麺方式の食べ方が主流です。

特徴(具)

汁にはニンジンやシイタケが具に入っています。

トッピングに地元名産の馬肉とキャベツが目立ちます。その他に天ぷらが乗って「肉天うどん」など、バリエーションが様々用意されています。

歴史

江戸時代に富士参詣者相手にうどんを出し始めたそうです。これはお店ではなく、一般居住用の家でお昼だけうどんを提供するような形の営業でした。

また、農耕地がない土地柄なので、養蚕・機織など女性の働く仕事が多かったため、男性がお昼に仕事しながらサッと食べられるうどんを作るようになっていきました。そのため、男性の力任せのコネ方のため、硬いコシの強いうどんになったというわけです。

このうどんを問屋さんに食べてもらったりすると評判となり、うどん屋さんで商売ができる!と気づきました。

このような吉田のうどんは、日常の食べ物というより特別な食事、例えばたまの外食や冠婚葬祭で集まった人に振る舞われる食事でした。

そんな地元に密着した食べ物ですから、2007年「農山漁村の郷土料理百選」に選ばれました。

公式サイト

富士吉田観光 吉田のうどんのページ

http://fujiyoshida.net/about/udon.html

コメント

山梨では「ほうとう」も有名ですが、対極にあるのが「吉田のうどん」と言われています。小麦を贅沢に食べるうどんがぜいたく品だった時代からの、特別感のあるメニューとして親しまれているのですから、この「吉田のうどん」にどれほどの惹きつける力があるのかは言うまでもがな。

これからも長く愛される麺料理になること間違いなしですね。