横手やきそば―岩手県

料理名

横手やきそば

地域

秋田県横手市

特徴

横手やきそばは、麺には茹でたストレートの角麺を使用し、味付けはウスターソースに各店のオリジナルの工夫が加えられています。サラッとしたウスターソースなので水分が多いのも特徴となっています。

他の焼きそばと違う見た目の特徴としては、半熟目玉焼きを乗せ、福神漬けを添える、というところです。

具はキャベツ、豚ひき肉が中心ですが、牛肉やホルモン、海鮮を使用したり、角煮を横に添えたり、カレーをかけたりと発展系メニューも数多く存在します。

歴史

戦後、「元祖神谷焼きそば屋」の店主が製麺業者と、鉄板焼きのメニューとして開発したのが、横手やきそばの発祥と言われています。

2001年に横手市職員が食べ歩きしてウェブページを作ったところ、マスコミに取り上げられたことで町おこしとして「横手やきそば」を押し出すこととなりました。
同年、市役所には「横手やきそば担当」が置かれ、焼きそば店で「横手やきそば暖簾会」が結成されました。

2009年にはB-1グランプリでゴールドグランプリを獲得しました。

発祥のお店

元祖神谷焼きそば屋

秋田県横手市大屋新町中野117-67

公式サイト

横手やきそば暖簾会

http://www.yokotekamakura.com/yokoteyakisoba/index.html

コメント

横手やきそばは、日本三大焼きそばに数えられるほど、歴史と人気がある焼きそばです。焼きそばで茹で麺を使うのは珍しく、そのため、味付けや作り方も普通の焼きそばと違ってきます。その違いが、ご当地焼きそばがブームになっている今でもトップに君臨させているのかな、と思いました。


十和田バラ焼きうどん―青森県

料理名

十和田バラ焼きうどん

地域

青森県十和田市

特徴

十和田バラ焼きうどんは、十和田市のご当地グルメ「十和田バラ焼き」を具材とした焼きうどんです。

十和田バラ焼きは、牛バラ肉と玉ねぎを醤油ベースの甘辛いタレで味付け、鉄板で焼く料理です。お店でも家庭でもよく作られる料理です。第9回B-1グランプリでゴールドグランプリを獲得した人気ご当地グルメです。

歴史

十和田バラ焼きは戦後、米軍から脂身の多い牛肉が払い下げられ、手に入れやすい玉ねぎと組み合わせて食べられるようになった、と言われています。

平成21年になって、地域ブランドとして十和田バラ焼きを広めるため、「十和田バラ焼きゼミナール」が発足し、その公認商品として十和田バラ焼きうどんが開発・販売されるようになりました。

公式サイト

十和田バラ焼きゼミナール

http://www.barayaki.com/index.html

コメント

十和田バラ焼きうどんは、鉄板焼きのご当地グルメによく見られる焼きそば・焼きうどん化という発展系ですね。おそらく家庭などでは普通の食べ方だったかもしれません。

牛バラ肉は旨みが強く脂も多いので、うどんと合わせてもボリューム感が損なわれないのが良いところですね。


スパカツ―北海道釧路市

料理名

スパカツ

地域

北海道釧路市

特徴

スパカツは、スパゲッティにトンカツを乗せミートソースをかけた料理です。寒い釧路でも冷めないようにと熱々の鉄板で供されます。

スパゲッティはゆでてから軽く炒めて油でコーティングし、鉄板にくっつかないようにしてあります。

麺は少し太麺で、具のトンカツにミートソースですから合わせるとボリューム感が半端ないです。

歴史

スパカツは、昭和34年創業の洋食屋「レストラン泉屋」で考案されました。

洋食の付け合わせだったスパゲッティを限定販売にしてみたら連日完売の人気メニューになり、こちらも人気のあったトンカツと組み合わせるとさらに話題になり、この店の看板料理になりました。

その様子を見て釧路市内の他の店でも出すようになり、釧路市のローカルフードとして定着していきました。

最近ではテレビで取り上げられることもあり、知名度が徐々に上がっていて、釧路市以外でも食べられるようになってきました。

発祥のお店

レストラン泉屋(本店)

北海道釧路市末広町2-28

コメント

スパカツは、圧倒的ボリューム感が魅力的ですね。スパカツが始まった当時としては洋食の最先端のメニューだったようです。釧路は漁師町ですから、ボリュームがあるスパカツは人気になりやすかったでしょうし、ミートソースとトンカツは子供でも大好きな味ですので、家族でも親しめる料理です。

ソーキそば―沖縄県

料理名

ソーキそば

地域

沖縄県

特徴

ソーキそばは沖縄そばの一種で、ソーキ(豚のアバラ骨の煮込み)が乗っているのが最大の特徴です。

そばとは言いますが、そば粉で作るそばではなく、小麦の麺で分類上は中華麺です。太めで和風だしで食べるので、うどんに近いように感じます。

ソーキには細かく分けると、軟骨まで食べられる軟骨ソーキと、固い骨も含む本ソーキ(スペアリブと同じ部位)がありますが、ソーキそばはどちらのソーキも使われています。

歴史

沖縄そばは歴史が古く、昔は琉球王国の宮廷料理として一般的には食べられていなかったものでしたが、中国から来た支那そばの流行で一般にもその味が広まりました。

ソーキそばは1970年代に誕生したと言われています。発祥の店は「丸隆そば」と「我部祖河食堂」の二説あります。

コメント

沖縄そばは有名ですが、具の違いによって数多くのメニューが存在しています。その代表格が沖縄料理として有名なソーキを乗せたソーキそばです。

ソーキは肉ですが個性が強すぎず、ソーキそばの和風のスープととてもよく合います。私は軟骨ソーキの方があっさりしていて、軟骨を食べてしまえる面白さもプラスでオススメできます!

鹿児島ラーメン―鹿児島県

料理名

鹿児島ラーメン

地域

鹿児島県鹿児島市

特徴

鹿児島ラーメンは定義がなく、各店ごとに特色のあるラーメンを提供しており、その地域のラーメン全体を「鹿児島ラーメン」と呼んでいます。

スープは豚肉をよく食べる沖縄の影響もあり、トンコツが主流ですが白濁スープだけではなく、鶏がらや野菜も使ったマイルドなスープも多いです。

また、大根の酢漬けやたくあんを付けあわせとして出すのも特徴となっています。

特徴(麺)

麺はスープに合わせて、各店独自の麺を使っているため、大量生産にならず仕入れ値が高めになり、鹿児島ラーメンが高いと言われる理由となっています。

歴史

昭和22年に開店した「のぼる屋」が、鹿児島市の最初のラーメン屋とされています。

その後、昭和24年に「のり一」「こむらさき」が開業し、鹿児島にラーメンが定着していきます。

発祥のお店

のぼる屋(2013年に休業、16年に常連客が再建しました)

http://noboruya.com/

コメント

鹿児島ラーメンは名前は有名ですが、鹿児島のラーメン文化全体を指す呼び方なんですね。

ご当地ラーメンはある一店舗の影響を受け、その味がその地区全体を占めることが多いのですが、鹿児島ラーメンの場合は各店の努力で発展してきたものの、老舗も愛され続けているので、ラーメン文化が根付いていることがよく分かります。