多度津鍋ホルうどん―香川県

料理名

鍋ホルうどん

地域

香川県多度津町

特徴

鍋ホルうどんは、醤油ベースのスープにホルモンやキャベツやニラなどの野菜を入れ、うどんと共に煮込んだものです。

歴史

多度津は四国鉄道発祥の地で、鉄道関連の多くの労働者が働く町でした。
その労働者向けに昭和30年代に創業した、肉屋さんの経営する焼肉屋「いこい」に「鍋ホルモン」というメニューがあり、鍋の〆にうどんを入れたのが始まりと言われています。

発祥のお店

焼肉いこい

香川県仲多度郡多度津町仲ノ町4-5

参考サイト

多度津鍋ホルうどん普及委員会

麺ず倶楽部.com/index.html

コメント

多度津の鍋ホルうどんは、鍋の〆に入れたうどんが人気で、それ目当ての人が増えてメニューになるというご当地麺としてはスタンダードな誕生の仕方ですね。

多度津町が国鉄民営化などで鉄道の町としては縮小して働く人が激減したため、一度は消えかかったメニューでしたが、ご当地グルメブームで様々なイベントに出店するなど露出が増えて盛り返してきました。

瓦そば―山口県

料理名

瓦そば

地域

山口県下関市周辺

特徴

瓦そばは、熱した瓦に茶そばを乗せ、その上に具材を盛り付けて提供され、温かいそばつゆにつけながら食べます。

具材には錦糸卵、牛肉の細切り、海苔やネギを用いるのが一般的です。緑色の茶そばに卵の黄色、肉の茶色、海苔の黒が彩りよく配置されます。

歴史

1961年、川棚温泉の旅館のオーナーが、戦争時に兵士が瓦で肉を焼いて食べたというエピソードから考案したのが「瓦そば」の始まりです。

これが評判となり、川棚温泉の他の店でも出すようになり、川棚温泉の名物となりました。

また家庭でもホットプレートやフライパンで簡単に作ることができるので、山口県を中心に広く食べられるようになりました。

発祥のお店

元祖瓦そば たかせ

山口県下関市豊浦町川棚湯町

公式サイト

元祖瓦そば たかせ

http://www.kawarasoba.jp/

コメント

瓦そばは食べ方が独特です。特別な麺や具材を使うわけではないのですが、瓦で焼けたところの香ばしさで、普通のそばとは全く違う味と食感を楽しめます。

家庭でも作れるという手軽さもあり、自分で作ろうかお店で食べようか迷えるというのも、日常にすっかり浸透している証拠なのでしょうね。


尾道ラーメン―広島県

料理名

尾道ラーメン

地域

広島県尾道市周辺

特徴

尾道ラーメンとして知られているのは平麺を使い、魚のダシに豚の背脂を乗せた醤油ラーメンです。

尾道市内のラーメンとしては、鶏がらベースの昔ながらの中華そばを出すお店も多く、尾道ラーメンとは一線を画しています。

歴史

尾道市のラーメンは、1947年に「朱華園」で中華そばを出し始めたのが始まりと言われています。

尾道ラーメンとしては、1990年代に「阿藻珍味」という珍味メーカーが「尾道ラーメン」と銘打ってお土産用に販売したのが始まりです。
このタイミングでご当地ラーメンブームが起こり、この「尾道ラーメン」のイメージが全国的に定着し、尾道市内でもこの「尾道ラーメン」系統のお店が増えていきました。

発祥のお店

朱華園(しゅうかえん)

広島県尾道市十四日元町4-12

コメント

尾道ラーメンは、ご当地ラーメンとして有名な方だと思いますが、もともとはお土産用だったというのが驚きです。
ご当地ラーメンブームのタイミングと、そのブームに埋もれないだけの個性、瀬戸内海の魚をスープに使うという分かりやすさなど、様々な要因があったのでしょうね。