ガタタンラーメン―北海道

料理名

ガタタンラーメン

地域

北海道芦別市

特徴(スープ)

もともとガタタンという、とろみのついた塩味の中華風スープが芦別市の炭鉱マンに人気でした。
そのガタタンスープに中華めんを入れたものがガタタンラーメンになります。

特徴(具)

昔ながらの中華スープですから、豚肉、タケノコ、しいたけ、白菜、ナルト、ニンジンなどが入っています。

歴史

第二次世界大戦後、引き揚げて芦別に移住してきた中華料理店「幸楽」オーナーが始まりと言われています。
その後、芦別の炭鉱が閉鎖となり、芦別市自体が衰退してきたときに、ガタタンを観光資源とできないか考えるようになり、2006年に「ガタタンラーメン」が商標登録されました。

元祖のお店

幸楽 北海道芦別市北六条西4-13-18

公式サイト

芦別市観光協会 ガタタンのページ

https://go-to-ashibetsu.com/media/tag/gatatan

コメント

トロミが付いたスープは寒い北海道にピッタリです。ケンミンSHOWで取り上げられるなど、知名度も徐々に上がっています。

オホーツク北見塩焼きそば―北海道

料理名

オホーツク塩焼きそば

地域

北海道北見市

特徴(定義)

  • 第1条 道内産の小麦を主原料とした麺を使用する
  • 第2条 オホーツク産のホタテを使用する
  • 第3条 生産量日本一の北見タマネギを使用する
  • 第4条 味付けはソースではなく塩とする
  • 第5条 皿ではなく、鉄板で提供する
  • 第6条 協議会指定の道産割り箸を使用する
  • 第7条 できるだけ北見にこだわったスープをつける
  • 第8条 シズル感を演出するために魔法の水を用意する

歴史

2007年2月1日 「オホーツク北見塩やきそば推進協議会」が発足。
2007年4月25日 オホーツク北見塩やきそば発表会を開催。
翌日から飲食店やホテルで提供開始。

「北海道じゃらん」編集長ヒロ中田氏によるご当地グルメ開発に呼応した活動のため、日付もはっきりしています。

公式サイト

先述の推進協議会が「オホーツク北見塩やきそば応塩隊」となりました。

http://kitamishioyakisoba.blog27.fc2.com/

コメント

ホタテの旨みとタマネギの甘みが塩味で際立ちます。B-1グランプリで上位に入ったこともあり、味も申し分ないので、もう少し知名度が上がってくれればと北海道民としては思っています。

佐伯ごまだしうどん―大分県

料理名

佐伯ごまだしうどん

地域

大分県佐伯市

特徴(めん)

うどん。場合によっては、そうめん。

特徴(だし=ごまだし)

ごまだしは、エソという種類の魚を焼いてすりつぶし、ゴマや醤油で味付けた佐伯市名産の調味料です。すり身にゴマなので見た目は味噌みたいです。
このごまだしは、お湯に溶くだけで美味しいだしになるので、お湯の量、ごまだしの量で簡単に濃さを調整できるだしの素です。

作り方

お湯に茹でたうどんを入れ、ごまだしを乗せる。食べるときにごまだしを溶きながら食べる。

歴史

ごまだしは100年以上前からあり、エソが大漁だった時に漁師の家庭で保存食として作られたのが発祥、と言われています。エソは小骨が多く、すりつぶすくらいしか食べ方がないため、考え出された食べ方です。

古くから家庭で作られるものなので、味の多様性があり、ご当地グルメブームで既製品が売られるようになってもそれぞれに個性があります。

ちなみに、佐伯市にはうどん屋さんは少なく、ごまだしうどんは食堂や居酒屋で出されるメニューです。

参考サイト

佐伯市商工会議所 ごまだしの紹介ページ

http://gomadashi.saiki.jp/gomadashi/index.html

コメント

私は佐伯市まで食べに行きました。
煮干しやかつお節はダシを取ったら食べませんが、ごまだしうどんの場合はそのダシとなる魚ごと食べるわけですから、お湯に溶かしても魚の風味が強く、魚介のダシというよりを魚そのものをいただいてる感覚があります。
派手さはありませんが、何より簡単で便利なので、忙しい漁師の家で愛されてきたというのがよく分かります。

燕三条系ラーメン―新潟県

料理名

燕三条系ラーメン

地域

新潟県燕市・三条市

特徴(めん)

極太麺

燕三条系ラーメンは当初、出前が多かったため伸びにくい極太麺が使われるようになりました。

特徴(スープ)

労働者向けに塩分の強いスープに背脂を最後に乗せる、いわゆる背脂チャッチャ系です。
背脂の量は調整可能ですが、ラーメン全体を覆うようにするのがデフォルト。

特徴(具)

ラーメンの通常の具の他に、長ネギの代わりに玉ねぎのみじん切りを使うお店が多い。

歴史

昭和30年ごろ、福来亭(現在は代替わりして杭州飯店)が燕三条エリアの労働者向けの出前用に開発したのが始まりと言われています。
地元に愛されてきたラーメンですが、2006年にラーメン評論家石神秀幸氏によって、新潟四大ラーメンの1つとして、「燕三条系」と名付けられて紹介され知名度が上がりました。

ちなみに背脂チャッチャ系は燕三条がルーツだそうです。

元祖のお店

福来亭(現在は閉店)

コメント

画像で紹介できないのが残念なくらい、見た目の背脂のインパクトがすごいです。とはいえ、食べてみると背脂もくどくなく、あっさりと食べられるラーメンです。

札幌ラーメン―北海道

料理名

札幌ラーメン

地域

北海道札幌市

元祖のお店

味の三平

(公式サイト)http://www.ajino-sanpei.com/

特徴(めん)

中太のちぢれ麺。
元祖「味の三平」が味噌ラーメンを作った際、「西山製麺」が味噌ラーメン用に開発した麺が主流となっている。

特徴(スープ)

札幌ラーメンといえば味噌。
とはいえ、お店には普通に醤油や塩もありますし、以前のローカルテレビで取った札幌市民へのアンケートでは「味噌が好き」という人は、他よりわずかに多い程度だったようです。

特徴(具)

もやし、玉ねぎ、キャベツなどの野菜をラードで炒めて乗せる。ひき肉も入れて炒める店も多い。
さらに定番のチャーシューやメンマのほか、コーンやバターを入れるのが有名だが、コーン・バターを出すのは観光客向けのお店くらい。

歴史

札幌の味噌ラーメンは1954年に「味の三平」の店主が開発しメニューに載せ、翌1955年「暮らしの手帖」で紹介された。
徐々に味噌ラーメンを出す店が増えていき、1963年には「ラーメンの熊さん」が全国の北海道物産展で回り、札幌の味を家庭でも再現しようとインスタント麺「サッポロ一番」シリーズが売り出されたことで、札幌ラーメンブームが巻き起こった。

参考サイト

札幌市にある西山製麺では札幌ラーメンの歴史について解説しています。
味噌ラーメンができる前から、札幌のラーメン文化と共に歩んできた会社です。

http://www.ramen.jp/wonderland/gotouchi/sapporo.html

コメント

札幌ラーメンは個人的な好みと合っているということもありますが、味噌も一緒に炒めることにより香り高く濃厚になったスープがちぢれ麺によくからみ、ドンと乗ったシャキシャキした野菜で口の中はさっぱりして、最後まで美味しく食べられるラーメンだと思います。